まさかの入院
それはまるで地震のように突然だった。
木曜の夜、ちょうど大型余震があった時刻に目が覚めた。
強烈な吐き気に加えてめまい。
あきらかにやばい感覚。
しばらくして、嘔吐。
嘔吐により、体調は少しだけ回復したもののまだまだ平常ではない。
その日は、そのまま寝た。
翌朝も体調は戻らず、病院へ直行。
診察待ちの間、辛くて横になった。
体温、38度だった。
診察後、先生が言ったのは「入院しましょうか」
まさかの入院宣告。
でも、この状態から少しでも脱却したく入院をお願いした。
(この時、入院は当日だけだと思っていた)
異動は車椅子。
点滴2本と眼球・聴力・採血・尿・心電図・レントゲンと健康診断並みの検査を順に受けた。
その他に4種類の薬。
先生と話している時に、入院期間が1週間だと知った。
僕は、体調が戻れば早く退院したいと告げた。
(上司に入院のことを知らせた)
病室(4人部屋)は、2名が入院していた。
病院食(夕飯)は、オムライスだった。
高校1年以来の入院生活が始まった。
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