福井商:中村悠平君を検証する。
僕が、ドラフト候補と言われる選手を見る時は、まず身長を調べます。
プロ野球に入るにあたり、身長は重要です。
身長の低い選手は、どうしても敬遠されがちです。
そこで、阪神の捕手の身長とセリーグ他チームの正捕手の身長を調べてみました。
【阪神】
矢野 181センチ
野口 182センチ
狩野 181センチ
【他チーム】
阿部 179センチ
谷繁 177センチ
相川 182センチ
石原 177センチ
福川 177センチ
そして、中村君。
身長178センチです。身長的には問題ないようです。
そして、捕手の最大ポイントである肩の強さ。
中村君は、強肩ということしか知りません。
ネットで調べたら、二塁への送球タイムが1.78秒だとか。
このタイムは、プロレベルです。
そして、彼には、もう一つ走力という武器があります。
データが正しければ、50メートルを6秒1。
これは、プロでも早い方です。
しかし、全国で捕手を検索してみると、数値だけだと中村君クラスが10人~20人くらいはいます。
(無名校の選手を含めば、もっといます)
この中から、数名がドラフトで指名されるわけです。
その数名に中村君が指命されるためには・・・今回の甲子園での試合が絶好のPRの場所でした。
バッティングに関しては、長打はなかったものの(あの2塁打は、外野が深く守っていたことと走力で稼いだもの)、右方向にもヒットを放ち悪くはない感じでした。
そして、守備。
僕が見ている間は、他チームが盗塁を試みていないので強肩を見ることが出来なかったのですが、
ちょこちょこと牽制はしていましたが、アウトにはしていませんでした。
昨日も言いましたが、よくを言うと、もう少し彼のプレーを見たかったのが本音です。
今後、彼が高校選抜(甲子園出場校から優秀選手20人を選出し、
同時に海外遠征メンバーにもなる)に選ばれるようなことになれば、もっと情報が得られるでしょう。
まずは、高校選抜に選ばれることを願います。
コメント